離婚前、離婚後の生活・お金
離婚後のお金の話
~賃貸住宅への引っ越し~
私が住んでいるのは岐阜県。
この辺りでは
賃貸住宅に住んだことがない
という方もいます。
独身時代にずっと実家で暮らしており、
結婚の際に夫婦どちらかの実家に入るか、
夫婦どちらかの実家の土地に家を構えた
という方ですね。
18歳からほぼ賃貸住宅で暮らしてきた
(そして「引っ越し魔」の)私にとっては
ビックリの発言でしたが。
賃貸住宅の入居にかかる費用についても
わからない。
という方がいます。
家賃の他に
こんなにお金がかかるなんて
知らなかった!
という声も聞きます。
離婚を機に初めて(もしくは久々に)
賃貸住宅に入居することになったものの
初期費用として何十万も必要
という事実を知って
こんなはずじゃなかった!
ということのないよう
離婚からはちょっと外れますが、
賃貸住宅に入居する際の
初期費用のお話をしましょう。
賃貸住宅に入居する際の費用として
一般的なものは
①敷金
②礼金
③家賃
④仲介手数料
⑤火災保険
⑥保証料
です。
①敷金
その物件を退去する際に
原状回復するための費用を
入居の際に預かっておくものです。
退去の際に必要がない部分は戻ってきます。
「家賃の1か月分」などと
定めているところが多いですね。
②礼金
こちらは大家さんに納めるお金です。
敷金とは違い、戻ってきません。
「家賃の1か月分」などと
定めているところが多いですね。
「礼金なし物件」というものもあります。
③家賃
始めの家賃を(家賃振込日でなくても)
契約のときに初期費用と共に払います。
月の途中で入居する場合は
日割り計算されることが多いです。
④仲介手数料
不動産屋さんの手数料です。
「家賃の1か月分まで」と上限が決められています。
⑤火災保険
火災や水漏れなどのために
保険に加入します。
保険会社や補償内容、物件にもよりますが、
2万円くらいのイメージですね。
⑥保証料
借主さんが家賃を払えない場合に備えて
保証会社の保証をつけます。
連帯保証人がいれば保証は不要ということも
多いですが、シングルマザーだと、
この家賃保証をつけることを
覚悟しておいても良いと思います。
物件にもよりますが、
30万円くらいポンっと
出ていってしまうものです。
新生活を始めるというのは
何かとお金がかかりますね。
物件を決めるときには
家賃だけでなく、初期費用のことも
考えて決めましょうね。
この他に引っ越し費用も必要です。
持ち家や夫の実家から出ていく場合は、
家具家電も買わなくてはいけませんね。
私は「引っ越し魔」で
かなりの回数の引っ越しをしています。
これまでの引っ越し経験で
カーテンと照明が意外とお金がかかるなあ
と思っていました。
今住んでいる家は、
内覧した際にカーテンと照明がついていて、
「これ、このままつけておいてください!」
とお願いしました。
ちょっとしたお願いごとは
「これがやってもらえれば
この物件に決めちゃうんだけどな~」
と言ってみると
不動産屋の担当者さんが
「頑張って大家さんに交渉してみます」
と言ってくれるかもしれませんよ。
ちなみに私は
前の家ではドアノブを変えていただき、
今の家ではテレビの配線を
隣の部屋から引っ張っていただきました。
不動産屋の担当者さん、ありがとうございました。
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