私の離婚 私の思い

3年前の今日~私の離婚~

 

 

 

3年前の今日、

 

私は元夫と2人、

東京都内の公証役場で

公正証書を作成して、

その足でバスに乗って

区役所に離婚届を出しに行きました。

 

離婚届

 

 

 

公証役場は

イライラした元夫と一緒でも、

公証人の先生がいてくれるから

精神的にまだ楽でした。

 

不機嫌そうな元夫が口を開きかける度、

ヒヤヒヤしましたが

 

無事、公正証書に

判を押してくれました。

 

公証人が元夫に対して、

諭すような、

たしなめるようなことを

言いましたが、

元夫はそれが気に障ったようで、

公証役場を出たエレベーターの中からは

さらにフキゲンになっていました。

 

 

公証役場打ち合わせ

 

区役所には、本当は1人で行きたくて、

 

離婚届の後

転出や児童手当のことなど、

手続きがあるのは私の方だから。

 

と言ってはみたのですが、

元夫が

「俺も行く」

と言ったので、

一緒に行くことになりました。

サービス紹介

 

 

 

乗りたいバスは決まっているのに、

元夫はバス停まで

今にも止まりそうなペースで

ゆっくりゆっくり歩きます。

 

イライラを全身から放ちながら。

 

そんなにダルイなら

家で休んででくれればいいのに。

 

ヒヤヒヤ、イライラしながら

なんとかバスに乗り込んで区役所へ。

 

 

 

都内の役所は

それなりに混雑していて、

窓口に届出を出してから

内容の確認が終わるまで

少し待ちました。

 

 

役所の担当者さんの

不備はありませんので、受理しました

という言葉を聞くまでの時間は

とても長く感じました。

 

白菊

 

その言葉を聞いて、

元夫は去っていきました。

 

その去り際の元夫の言動と

残された私を見て、

役所の担当者さんが

初対面の私に対して、

 

今まで

いろいろあったかもしれないけど、

これからいいことあるから

 

と言葉をかけながら、

なぜか涙まで流してくれたのが

心に残りました。

(都内の役所なので離婚する夫婦なんて毎日見ているはずなのに)

 

花ピンク

 

 

 

それはきっと

半日程度のことだったのですが、

 

怖くて、

重い時間でした。

 

頭が回らなくて、

酸素が薄いような、

長い、長い時間でした。

 

 

その日は、

「羽が生えたように軽やかになった」

と言いたいところですが、

本当のところは。

 

身体中が痛くて、重くて、

とても疲れました。

 

膝を抱える女性

 

公証人の先生、

区役所の担当者さん、

子どもを預けていた託児所の先生、

みんなが優しくて、

人の親切が骨身にしみました。

 

 

カモミール

 

あれからたくさんのことがあって、

充実したというか、

慌ただしいというか・・・

 

そんな毎日があって、

もう随分昔のことかと

思っていましたが、

まだ3年しか

経っていなかったんですね。

 

思い出すことはない1日でしたが、

まだいろいろ覚えている(忘れられない)

ものなんですね。

 

 

前回は、私の想い
→母子家庭ってドラマじゃないし・・・
をお伝えしました。



次回は、実際に離婚をしてから娘にあてた手紙のお話です。
→娘に謝りたいこと