離婚前の話し合い 養育費

離婚後、元夫が亡くなったら?
遺族年金

 

 

離婚前、養育費の話し合いの中で

 

男性

 

養育費は〇〇円しか払わない!!

その分俺が保険をかけ続けてやる。

俺に何かあったら

子どもはどうするんだ。

オマエはそれでいいのか?

 

などと夫に言われて

養育費の話し合いが進まないことがあるので

 

離婚後、元夫が亡くなったら?

というお話をしています。

 

前回→保険のお話 

前々回→相続のお話 

 

年金

今回は遺族年金のお話。

年金はかなり細かい規定があってすべてお伝えするのは難しいので
“ざっくり”お話しますね。

 

国民年金の中に、

遺族年金の制度があります。

「遺族基礎年金」と言います。)

 

亡くなった方の

「子」「子のある妻」

が受け取る年金です。

 

通帳

 

ここで重要なのが

「妻」が全員もらえるわけではなく

「子のある妻」がもらえるということです。

 

親が離婚しても親子の縁は切れませんので、

お子さんは元夫にとって

「子」であり続けます。

 

離婚したら、

もちろんあなたは「妻」ではありません。

 

元夫が再婚しても、

新しい家庭に子どもがいなければ

新しい妻は「子のある妻」ではないので

国民年金からの遺族基礎年金は

一緒に住んでいる新しい妻ではなく

「子」が受け取る権利を持ちます。

 

ノートと鉛筆

 

ちなみに

「子」が遺族基礎年金を受け取れるのは

18歳の3月(高校卒業のタイミング)まで

(1級、2級の障がいがある場合は20歳まで)

です。

 

そして、そもそも遺族年金が

「家族が亡くなったことで生活が

 困難になった人を助けるためのもの」

なので、

 

父親(元夫)と子どもが

離婚後も生計維持関係にあった

(金銭的に生活の面倒をみていた)場合に

遺族年金が受け取れることになります。

 

ATMと男性

 

これは、具体的に言うと

「一緒に住んでいた」(←これはないですね)

「養育費を受け取っていた」(←これ重要)

などです。

 

ただし、

その子が親と同居している場合

(母親であるあなたと住んでいますね)

実際には受け取れません。

 

「受給資格はあるものの

  支給が停止されている状態」

(「年金を受け取る人」という立場は持ちつつも
  支払いはない状態)

です。

 

 

そして、

子どもが高校を卒業して

一人暮らしをしたとしても

年金が受け取れるのがそもそも

18歳の3月までなので

 

女性

 

・・・結局受け取れないじゃん!

 

とツッコミがありですが、

なぜわざわざこの話をしたかと言うと・・・

 

よく年金は「2階建」と言われますが

誰もが入る国民年金(1階部分)の上に

会社員や公務員の方が入る

厚生年金(2階部分)があります。

(自営業の方など、国民年金だけの方もいらっしゃいますね)

 

先ほどしたのは、

国民年金の遺族年金(遺族基礎年金)の制度

です。

 

計算機

 

厚生年金にも遺族年金(遺族厚生年金)

があります

 

養育費を支払っていた父親が亡くなっても

母親のあなたが一緒に暮らしている以上

遺族基礎年金(国民年金)の方は

受給する資格は持ちつつも

実際の振込はありませんが

 

遺族厚生年金は実際に受け取ることができる

可能性があるのです。

 

ただし、遺族厚生年金は

「遺族基礎年金(国民年金)

  受け取る資格がある人」

に対して支給されるので

「子どもが養育費を受け取っていた」

「18歳の3月まで」

という条件を満たす必要はありますけどね。

 

(夫が自営業で国民年金だけの方は今回のお話が役に立たずごめんなさい)

 


 

前回は、
実際の我が家の事例も交えて保険のお話をしました。
離婚後、元夫が亡くなったら?保険のお話