離婚前・夫との話し合いの時期

親権

子どもに親権者を選ばせる?

 

 

ご相談の中で

 

離婚することは

子どもももう知っています。

うちの子はもう○歳なので、

子どもには

『お父さんとお母さん、どっちと

暮らすかは自分で選びなさい』

と言ってあります。

 

というお話を聞くことがあります。

 

 

子どもが○歳だったら

自分で親権者を選ぶんですよね?

 

とおっしゃる方も。

 

 

「親権者の決定の際

  子どもの意見を聞くことがある」

 

という調停のルールをどこかで知って

勘違いしているのかもしれませんね。

 

コップの水を飲む母親と娘

 

「子どもが15歳以上のときには

  子どもの意見を聞く」

 

という調停のルールがあります。

 

それより小さな子どもでも

「お子さんの意見を聞きたい」

と家庭裁判所から呼ばれることも

あるようです。

 

 

 

子どもがある程度の年齢であれば

(もちろん自分の気持ちを伝えられる年齢でなくてはいけません)

調停の際には子どもに

どちらと暮らしたいか聞くこともあります。

 

でも、それは細心の注意を払って

父親でも母親でもない第三者が聞きます。

 

でもそれは、

父母と子どもの関係を知る材料に

使うことはあっても

子どもに親権者を決めさせているのでは

ありません。

 

 

繰り返しますが

当事者である親ではなく、他人(家事調査官)

聞いていますからね。

 

目の前の親を選ばせたり、

捨てさせたりという

経験を子どもにさせているわけでは

ありません。

 

 

男女

 

 

子どもに

 

あなたはお父さんとお母さん、

 どっちを選ぶ?

 

などと聞いて

どちらかを選ばせるというのは

良くないと思います。

 

子どもだって目の前の大人に

気を遣います。

(しかも大好きな親ならなおさら)

本心を言えるとは限りません

 

それに

子どもはつい親を守ろうとしてくれます。

(意識的なのか無意識なのかはわかりませんが)

 

自分がそばにいなくては

壊れてしまいそうな親の方を

選んでしまうということもあります。

自分の幸せのためにではなく、

親のために。

 

うつむく子ども

 

どちらを選んでも子どもは

十字架を背負い続けるのでは。

 

そんな経験を子どもにさせることには

私は賛成ではありません。

 

(小学生くらいまでなら)

なるべく親だけで話し合って

親権者を決めたいものですね。

 

どちらもあなたと

暮らしたがったのだけれど、

あなたはこれからお母さんと

暮らすことになるのよ。

お父さんはこれからも

お父さんのままだからね。

 

というのが理想ですね。


前回はラジオ出演のお知らせでした。

今年もラジオに出ます。