心理の部屋

離婚後の子育て・あなたのこと

出来事は選べなくても感情は選べる

 

前回

事実とそれ以外の切り離し

というお話をしました。

「実際に起きたこと」と「それ以外」を分ける

 

これは、私が日常生活の中から

実戦を心掛けていることですが、

心理学の中でも

同じような話が出てきます。

 

今回はカウンセラーらしく、

心理学的なアプローチでお伝えしましょう。

(私は上級心理カウンセラーでもあるのです)

 

 

~アルバート・エリスによる論理療法~

 

ある出来事が気になって

嫌な気持ちになっているとき、

あなたは

 

その出来事が原因で

 嫌な気持ちになっている

 

と思っていませんか?

 

実は、

出来事と感情は直結していない

のです。

 

『出来事⇒感情』 ではない。

 

落ち込み

 

人は出来事を認識した後

(無意識のうちに)頭の中で考えて

感情を引き起こしている

のです。

 

感情を引き起こすのは

 

『出来事⇒思考⇒感情』

 という流れ。

 

要するに、

感情を引き起こしているのは

出来事ではなく、思考

なのです。

 

ノートと鉛筆

 

出来事は

自分の力では変えらないでしょう。

でも、思考は変えることができます。

 

ただ、これは無意識で行っているので

意識しなければできないことではありますが。

 

否定的な感情を引き起こす前にある

思考は

 

・○○すべきだ。

・○○であるべきだ。

・○○するなんて信じられない。

・○○するなんて許されない。

・きっと○○に違いない。

・この前も○○だった。

・いつも○○だ。

・私なんて○○だ。

 

というもの。

 

 

例えば私の場合は・・・

 

出来事

「娘が耳そうじ」をしなかったこと。

 

そのときの私の感情

「許せない!」

と嫌な感情でした。

 

その感情を引き起こした思考

 

・耳そうじくらいで

ひとの時間を割いて

いいわけがない。

・耳そうじくらいで

実家の家族とケンカして

いいわけがない。

・小学生ならそのくらい

ガマンするべき。

などといったきめつけ

 

それから

夫と結婚していたとき、夫は

『やる』と言ってやらない、

謝っても次も同じ・・

ということが繰り返された。

どうせいつもこうなんだ。

という一般化のしすぎ

 

さらにそこから

私なんて大切にしなくて

いい存在なんだ。

という極端なレッテル貼り

 

元夫と私はうまくいかなかった。

元夫のようなことをする娘も、

このままでは将来、家族と

うまくいかなくなるのでは?

などという結論の飛躍

 

・・・でも

これすべて、

大した根拠ないですよね?

 

もし

私から本気でこんな相談をされたら

なんて返しますか?

 

考えすぎだよ

 

と返しませんか?

 

 

嫌な気持ちになったときに

 

どうしてそう思ったのか?

その感情の前にある考え方(思考)は、

現実的なものか?

 

と考えると

感情と出来事(事実)の間に

大した論理性がないことに気づくかも。

 

もしこれが

友だちからの相談だったら

『考えすぎだよ』

と返すだろうな。

 

と感じたら、

あなたがこの技術をうまく使えた証拠。

 

 

今の感情から解き放たれて

楽になれるかもしれませんよ。

 

花ピンク

 

アレもコレもうまくいかなくて

辛くなったとき

試してみてください。

 

出来事は選べないけれど、

自分で感情と行動は選べますからね。

 



前回は
この心理学を実生活で使ったお話。
私が娘と仲直りできたキッカケでした。
「実際に起きたこと」と「それ以外」を分ける


次は
私たち親子のお話。
私が娘に教わったことです。
おかあちゃん、まずは自分のこと好きになってね。