離婚前・離婚後 住まい

DVからのシェルター

 

 

 

 

前回は、「母子寮」(母子生活支援施設)

のお話をしました。

母子家庭の住まい~母子寮~ 

 

母子寮は住宅に困った母子が

自立に向けて生活を立て直す間

の施設です。

 

最近ではDVからの保護

で入居する母子が多いようです。

 

 

 

 

私の専門からは外れますが・・・

 

今日は、DVからの避難場所

シェルター

(正式には「婦人保護施設」と言います)

のお話です。

 

 

「DVから保護する必要がある」

と判断されたものの

 

母子寮に空きがない場合には

シェルターを紹介されることもあります。

 

母子寮は「母子」のための施設ですが、

シェルターは子どものいない女性1人

の場合も利用できます。

(「婦人保護施設」・・・要するに女性のための施設です)

 

シェルターには

公的なものと民間のものがあります。

 

養育費をもらうのが悪いこと?

 

もう夫のいるあの家には帰れない

 

今日行くところがない

 

そんなし迫った状でも、

ひとまず荷物なしで入ることができます。

 

 

 

夫から探し出されないよう

住所は非公開であることが多いです。

 

施設には職員さんがいて、

DVからの逃れ方のレクチャー、

弁護士や警察との連携をしてくれます。

 

結局また夫(未婚でもその男性)の
もとに戻ってしまう女性も多いようで、
(するとまた危険な目に)
今後の振る舞いについては厳しく教えられるようです。

 

日本では、

3日に1人、

DVにより女性が夫に殺されている

というデータも出ているそうで、

家庭という閉ざされた空間では、

彼の暴力が

いつどこまでエスカレートするか

わかりません。

 

 

 

私が悪かったんだから。

彼も反省しているから。

私がいないと彼はダメなの。

 

ではないと思います。

 

あなたのためにも子どものためにも。

 

 

オフィス

 

シェルターは通常、個人で

訪問して入るものではなく

女性相談員などの専門の

相談員さんからの紹介で施設につないで

もらうことになります。

 

相談員さんのお話をうかがっていると、
夜保護された警察まで駆けつけて話を聞いて
夜遅いのにその日のうちに施設に話をして
女性を施設まで送り届けたなど、
本当に親切にパワフルに動いてくれる相談員さんも。

 

 

ただし、シェルターに入れるかどうかは

・そもそも空きがあるかどうか

・シェルターにつなぐ人の判断

・シェルターを運営する施設側の判断

もあるので、

 

相談してもシェルターには

入れないかもしれません。

 

でも、それ(シェルターに入る)以外で

あなたのための制度を紹介してもらえるかも

しれません。

 

あなたが再スタートをきれるよう、

あなたとお子さんの身が守られるよう

力になってもらえるかもしれません。

 

 

私が悪かったから。

あの人も謝ってくれたから。

 

なんて考えないで。

 

自分の身を危険にさらすのではなく、

子どもをいびつな環境で育てるのではなく、

福祉事務所に相談しましょう。

 

 

市が開催している「女性相談」でもいいですよ。

県、市、警察、その他にも

法務局には人権相談、

内閣府(男女共同参画)には

DV相談ナビ(TEL:0570-0-55210)

があります。

 

 

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