離婚前 話し合い

養育費 主婦の年収

 

養育費
専業主婦の年収って?

 

 

養育費を考えるとき、

年収を基準にして考える方が

ほとんどです。

 

今週はこの

 

年収っていくらなんだろう?

 

というお話をしています。

 

財産分与

 

養育費を支払う父親側にしてみれば

 

主婦が年収0円として

 養育費を計算するのはズルイ

 

という意見もあるようです。

 

※我が家の事情は
前回のブログの通りです。
今は主婦・養育費はどうやって決める?~本当の年収って?~

 

 

「養育費目的で働けるのに働かない」

のであれば確かに、夫からしてみれば

「ズルイ」

という言い分もあるでしょう。

 

 

でも、だからと言って、

同世代・同学歴の女性の全国平均年収

(「賃金センサス」と言います)

など持ち出されて

 


オマエも本来ならこのくらい

稼ぐ力があるんじゃないのか?

 

などと言われても、

それはおかしな話ですよね。

 

※「潜在的稼働能力」と言って、 
 「働こうと思えば働ける力」
 という概念のお話は前回お話しました。
 →年収ゼロの私と夫の養育費の話し合い 

 

 

だって、それ(「賃金センサス」)は

性別と年齢と学歴と職業で

全国平均を出しただけのもの

ですから。

 

 

同じ四年制大学卒業の

30代女性であっても、

 

子どもがいるかいないか

・結婚や出産で

働いていない期間があったか

・片親で育てているのか両親で育てているのか

実家に同居しているのかどうか

実家が近いかどうか

・子育てしながら働きやすい地域かどうか

・残業できる環境かどうか

・子どもが心身ともに健康かどうか

 

といった事情を一切考慮せず、

ただ単純に

 

30代前半の

四年制大学卒業の女性の

賃金の平均はいくら

 

というだけの話です。

 

若いうちに結婚・出産で
仕事を変えた・辞めた私、
専業主婦にとっては「世界のすべて」
ともいえる夫から否定されていた私にとって

社会で働くことにはものすごく不安がありました。

(子どもを持ちながらも働き続けたママたちから
 すれば甘いのかもしれませんが)

 

いくら良い大学を出ていようと、

一旦は大きな会社に就職していようと、

 

 

長く勤めてキャリアをつむことなく

結婚や出産で仕事から離れていれば

そこからキャリアをスタートさせるのは

大変なことです。

 

ましてや子どもを抱えている場合、

子どものフォローにかける時間も

必要です。

 

 

 

こんな、なんの事情も考慮しない

全国平均などを持ち出して

養育費を算定して

いいはずがありません。

 

幼児を抱えている場合は、

「働こうと思えば働ける力」があるのに

あえて働いていないとは言えません。

 

小学校低学年の子を抱えている場合も、

せいぜいパート収入で100万くらいは

見込めると考えられたとしても、


 いや、ママとしては、正直なところ
 小1より保育園時代の方が働くには楽だけど、
 それは経験していない人には理解されない。

 

全国の「一般労働者」の平均なんかで

計算する理由があるでしょうか??

 

 

 

私は行政書士なので裁判については知りませんが、
裁判まで戦う気がある方は

「自分に潜在的稼働能力がどの程度 
 認められる可能性があるのか」

弁護士に相談してみてください。
判例(過去の裁判の結果)については、 
ネットでも見ることができますよ。

 



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